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ツアー中に万里の長城で日本人が遭難! 2人死亡1人行方不明 52年ぶりの大雪が理由か? [ニュース]


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この事件が発表されたのは11月5日のことである
世界遺産とされている『万里の長城』で『日本人を含む5人の遭難事故』が発生してしまったことになる
この遭難事故のうち日本人の観光客は4人であり、そのうち2人が死亡してしまい、1人が現在も行方不明となっている。中国でもこの事故は大々的に報道されている模様である


この万里の長城であるが、今回観光で向かっていた場所は万里の長城を観光するための場所というよりは、純粋に登山に向かうような場所である
実際、今回のツアーには登山経験のない人間は参加できないことになっており、万里の長城を観光することも出来る登山ツアーといった方がより正確なのかもしれない
ただし、今回は事前に大雪警報が出ており、実際に52年ぶりに大雪がふっている
事前に大雪警報が出ている上で、なぜ登山経験者達を連れた登山を含むツアーが中止されなかったのか?


ツアーコンダクターの経験者からすれば、ここは当然中止すべき場面だったと指摘されている
そうでなくても、登山経験者からすれば大雪警報が発令されているような状況で、山に登ることがどれほど危険なことか承知しているはずであろう
そのような状況で、ツアーとしてなぜ中止をしなかったのか? 一説によるとツアー自体の採算性があまり高くないことが指摘されている
つまり、こういったある程度危険な状況でもツアーを中止してしまうと、登山を含んだ比較的ニッチなツアーを提供しているツアー会社には、かなりの金額の打撃となってしまうということらしい


その事情そのものは理解できなくもない。しかし、それでツアーによって死傷者が出てしまえばもはや採算性うんぬんという状況ではないはずである
この事件から、日本などでも企業倫理を欠いた、完全に企業側の事情を優先したことが原因の事故のいくつかを思い出してしまう
企業倫理といった面からも、こういった問題はもっと深く報道されるべきではないだろうか?
私は今回の事件を通して、そう思わずにはいられない
 


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百合ブログ小説2弾『白騎融合合体ロンギフローラム 断章 フラグメント1・謀略』 [百合小説:ブログ小説]


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白騎融合合体ロンギフローラム 断章 フラグメント1・謀略



 これは、形代唯とアマネリスによる、天田空を抜きにしたプライベートな会話の記録である。彼女たちは、互いの立場から実は対立したこともある。そのような態度はおくびにも出さないが、天田空以外のことでは冷徹この上ない形代唯に対して、若干の反発があるのは事実である。
 これは、そのアマネリスと形代唯、ひいては『人間とイマジネイター』の水面下での確執に関する記録である。


 アマネリスは、形代唯と今2人きりだった。本来なら形代唯は天田空から離れることを決してよしとしないのだが、この話は出来るだけ天田空には聞かせたくはなかったのである。その程度には、人並みとまではいかないまでも、アマネリスにもそれなりの機微は存在するのだ。
 唯とて、それは同じであったのだろう。今の彼女は天田空の永遠のパートナーであって、『イマジネイター』としての肩書さえも、二の次の事象でしかないのである。よって、空を不快にさせるような内容の話の類などは、出来るだけ聞かれないように配慮していた。
 その辺の機微を、アマネリスは理解しているからこそ、形代唯も多少はアマネリスに協力的な態度を見せるのである。その機微を理解出来ない連中は、天田空からの懇願でもないかぎり、形代唯が協力をするといったことは一切ない。
 実のところ、アマネリスは人間としてはかなり、形代唯に気に入られているといってもいいくらいだった。
「それで、撃墜した『イマジネイター』が搭載していたAIなんだけど……人間が製造にかかわっていると思う?」
「逆に、そう思わない根拠を聞きたいものだ。『イマジネイター』がヒト型として動くのに必要な、人間的な思考と運動制御に関する知識などを、トレースしているわけだろう? その物体は?」
 そう、物体である。実のところ、先の戦闘で撃墜した3騎のAIを搭載したものについては、ベータが一番まともな形状を残していたが、そのAIは人間が作ったものにしては、あまりにも設計が複雑怪奇であったし、なにより作成手順やその方法を鑑みると、人間が作ったものには見えないのである。
 形としては、球状に近い。一部破損しているが、本来はおそらく球状だったのだろう。破損は全体のごく一部であるから、その推測で正しいはずである。思考回路と呼べるものは、その中にあるのだが……
「なにで動いているのかしら? 分子構造なんかから何かをプリントしているような形跡までは解読できたのよ。とはいえ、これをどうやって、演算に使用するのかがまるで分らないというわけ」
「まあ、『イマジネイター』が人間の思考を物体に模写したととらえるのが妥当だろうな。我々は単純な電気信号では思考していないから、『イマジネイター』が人間の思考をトレースするための人口知能として、人間と一緒に作成した、と考えるのが妥当だろうな」
「どうして、人間の協力が必要なの?」
「サンプルになる人間なしで、どうやって人間の思考を読み取るというんだ? 非効率的だというのもあるが、なにより『イマジネイター』と人間では通常の思考がかけ離れすぎている。なにより、人間の思考をトレースして『コア・モジューラー』の代わりに出来るだけの複雑な人口知能の作成。そう……」
 ここで、形代唯はアマネリスに聞かせる言葉が、まるで体に染み渡るかのように、ゆっくりと間をおいてから言葉を継げる。あるいは、その言葉の効果を値踏みしているのか?
「あまりに思考が人間的過ぎる。『コア・モジューラー』として動く人工知能を、我々の能力によって複製するという発想そのものがな。と同時に、『コア・モジューラー』の機能を併用して作成する必要もあるだろう。やはり、『イマジネイター』が単独で人間の思考をトレースするのはあまりに非効率的だし、時間がかかる」
「つまり、人間にも協力者がいると?」
「そうなるだろうな……私の言った通りだったろう? いつかこうなるのではないかと思った。『イマジネイター』側も人間を利用しようとするだろうし、あるいは『イマジネイター』を協力させる、あるいは協力を要請できる人間が現れることはな」
 それは、アマネリスとしては認められないことではなかった。ただ、自分より上の位の人間は、聞きたくはない事柄だろうということは、容易に想像がついた。
「ユイ、貴女はこうなることがありえる、また『イマジネイター』の破壊行動に対処できるのは自分たちであるということを盾に、天田空の身柄を社会的、文化的に保障することを、人類全体に約束させた」
「少し違うな。人類全体などというのは到底不可能だろうが、比較的文化的でなおかつ俗物的な連中については、納得させられる材料があるから、それでそういった連中の権力で動かせる範囲の人間を使って、最大限の社会的、文化的な生活に関して配慮しろ、と言ったんだ」
「……それを初めて聞くことになった人物には、同情するわ」
 それは、人類側がその要求を飲まざるを得ないことを理解してのものだし、それを理解できる知能を有した宇宙生命体・ETが、その気になれば人類に多大な被害を与えることも可能な存在である、ということをも表しているのである。つまりは、交渉であると同時に、脅しを突き付けられたのだ
「だが、飲まざるを得ない。また、ソラの安全を確保するためだからな。飲んでもらわねば困るから、色々便宜も図ってやっただろう?」
「その前に、小細工もやらかしたとも聞きますけどね」
「交渉を円滑にする手段だよ。聞き分けがない連中をその気にさせるためには、その程度の小細工は許してほしいものだ」
 形代唯が強大な『イマジネイター』であり、その思想に賛同して幾多の『イマジネイター』がヒト型として傘下に加わっているという話は、眉唾物とも言われているのだが、おそらくは事実なのだろう。
 そうでなければ、交渉材料となりうる天田空を野放しにしておくなど、まずないことだろうからである。そうして、自分たちにより有利な条件を提示させようとするのが、アマネリスより上の立場にいるであろう人間たちの思考というもののはずだ。
「道理で。空ちゃんが野放しになっているのは、そういうことですか」
「人聞きの悪いことを。別に脅してはいない。ただ私の抑えがなくなれば、潜伏しているだけの『イマジネイター』たちがどう動くか、検討がつかないといっただけさ」
 つまるところ、それを人は脅しというのだとアマネリスは思ったが、それを口にすることはなかった。形代唯がやったことは若干やり過ぎという感じも受けたものの、結局はそういったことをしなければ、大局うんぬんをいいわけにして天田空などを犠牲にしようとするのが、上のやり方だろうから。
 形代唯の疑念は正しい。同時に、形代唯に賛同する他の『イマジネイター』たちが戦闘に参加しない理由も、明らかである。彼らは形代唯の考えに共感はしているが、決して部下というわけではない。つまり、非戦闘主義者であって、形代唯が定期的に送るデータを基に自分たちの知能を高めることを優先しているだけなのだ。
 つまり、敵に回さないことは容易に出来るが、自分たちの駒としては使えないというのだ。
「どこまでが本当なんですかね?」
「……ふう。何体かは私の指示で動くだろうよ。ただ、信用できるものは少ないし、そういったものは基本的に防衛の方に回るようにいってある。いざという時以外にはな」
「……」
 アマネリスの予感は当たっていたということだろう。この形代唯が、そういった切り札を隠し持っていないと考える方が間違っているのだ。とはいえ、上もそのような予感めいたものは抱いていたのだろう。そういったことに関してだけは、やたらと頭が回る連中なのだから。
「まあ、今の問題はこいつだよ。まだ未完成に思えるが……なにか、若干設計に余裕を持たせているような気配がある。もう少し洗練するつもりだろう……先のは、実験だったということかな……?」
 そのつぶやきは、独白めいたものだったが、一応アマネリスにも聞こえていた。もしそのことが事実なら、人類はもしかすると重大な危機を迎えているのではないかとも思えるのだが。
「しかし、高速エミュレートか。思考の量子化は私も普段は空の思考系統を模写して、空自身にエミュレートさせることで思考を高速化させていたが……」
「そのことは初耳ですが」
「言ってなかったか? どのみち、ただの人間が思考の高速化なしにまともにあれだけの機動力で動いて敵の動きが見えるものか。そういた小細工程度はやるよ」
「天田空の思考も、それで制御したことは」
「はぁ?」
 形代唯にしてはかなり珍しい、じつに素っ頓狂とした物言いと表情であった。その顔は雄弁に物語っている。何を馬鹿なことをいっているんだ、こいつは?
「私はソラを、ソラだからこそ愛しているんだ。それを私が思考に介入したものが、ソラといえるのか? まあ、これはヒトにもよるだろうな。私にとっては、それはソラではないよ。これが答えだ」
「……」
 アマネリスは沈黙して首肯した。そうだろう。形代唯はそういうだろう。そういう存在であるということは、比較的長い付き合いで把握していた。

「そろそろソラが帰ってくるな。この退屈な、謀略めいた話は、ここらでいったん終いにしようか」
 そういって、形代唯は薄く微笑んだ。その表情は、天田空に見せるような晴れやかなものではなく、見る者の寒気を誘うような、冷たい凄みにあふれた、凄惨な笑みであった。


白騎融合合体ロンギフローラム 第2章 調停者と死の魔神たる統率者 1幕 へと続く
 


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ブルーインパルスによる2012年の航空祭はあと2回 その魅力などに迫る! [趣味・カルチャー]


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ちなみに、ブルーインパルスとは航空自衛隊内での曲技飛行隊のことであり、T-4(ルフィンの愛称で呼ばれている)と呼 ばれる戦技研究仕様機を使用して、毎年曲芸飛行を観衆に披露している
これはほぼ毎年行われているセレモニーで、当然一般人も見ることが出来る。飛行機やアクロバット飛行に興味がある人間にはかなり興味深い祭典だろう
2012年は11月3日(土)にも、入間基地にて入間基地航空祭が行われている


ブルーインパルス.jpg


こちらが、ブルーインパルスによる曲芸飛行の画像である。航空自衛隊のホームページである『http://www.mod.go.jp/asdf/special/photo_gallery/blueimpulse/』を参照した画像で、他にも色々なT-4による曲芸画像などがあるので、曲芸飛行などに興味を持たれた方は、ぜひ後ほどホーム―ページを参照してほしい
色々なブルーインパルスに関する写真などが掲載されている。ホームページの方ではもう少し鮮明かつ大きな画像で見ることもできるので、T-4がどのような形をした戦技研究仕様機なのかも、よく分かるようになっている


ちなみに、飛行機に関して興味がある方むけに、戦技研究仕様機というものがどういうものかを簡単に述べておくと、簡単にいえば様々な曲芸飛行が可能なようにコントロールなどが比較的容易で、事故が起こりにくいように信頼性を高くしてある機体である
曲芸飛行などのアクロバット飛行も、突き詰めれば戦闘機動などを行う際に重要な機体のコントロール技術を磨くことが出来るために、練習機としての側面も当然持っている
というわけで、この機体は練習用として戦技を磨くためのコントロール技術を磨くための機体なので、当然この機体がそのまま実戦に配備されるようなことはまずない
とはいえ、練習用に開発されている機体とはいえ、アクロバット飛行を行うために必要な技量はかなりのものであるし、実際にブルーインパルスが曲芸飛行を行うさまは、一見の価値はあるだろう
ブルーインパルスの飛行に関する練度はかなり高いため、十分に見るだけの価値はある
興味を持たれた方で、2012年の残り2回のスケジュールで見る機会がある方は、ぜひ一度見てみてはいかがだろうか


2012年のスケジュールでは、残りに2回はそれぞれ、
11月18日(日)  浜松基地 浜松基地航空祭 11月24日(土)  芦屋基地 芦屋基地航空祭
の予定となっている。一応は休日に設定されているし、事故などが起こる確率は決して高くはないので、一応家族連れでも参加してみる価値はあるのではないだろうか
特に年少の男の子には、格好のアトラクションだと思われる
 


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Windows8やnexus10、iPadなどで分かる『タブレットPC戦国時代』の到来! [ニュース]


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今、タブレットPC業界がとにかく熱い! その熱は過熱する一方で、次々にMicrosoftやアップル、googleなどの名だたる大企業がタブレットに対応する各機器の販売を開始している
また、そのタブレットPCに対応したOSを開発するなど、タブレットPCに関する状況はハードのみならずソフトにおいても対応の兆しを見せ始めており、そういった新しいガジェットに目のない層には、夢のような状況であろう
今回は、そういったガジェットの到来と、各社の傾向などを可能な限りではあるが、画像と一緒に紹介していきたいと思う
 

Microsoft Windows 8 Pro (DSP版)  64bit 日本語

(左の画像はWindows8のインストール用画像である)
Windows8に関しては、タブレットPCへの正式対応を提唱したOSとして、一部から誤解を招くなどのトラブルもあったようだ。それについても、私は依然記事にしたことがあるが、『タブレットとは本来ディスプレイ側のセンサーがないと押したことが判別できない』ので、Windows8自体がいくらタブレットに対応していようが、ディスプレイが対応していなければ意味がない
それはともかくとして、Microsoft側としても『タブレットPC』への流れは無視できないようである。世界的にタブレットPCへの流れは加速する一方なので、それは当然と言える
Microsoftの武器は、Windowsの圧倒的なシェアがもたらす、ソフトウェアなどの過去の遺産による恩恵の数々である。当然新しいソフトへの対応も、シェアの多さを考えるとある程度優先的に開発されることから、当然そういったソフトウェア面での優位性は根強い
とはいえ、タブレットPC業界に関しては当然新参ものであることもあって、Windowsのタブレット対応が使い勝手のよいものとなるかは、今後の動向次第といえる部分もなくはない
とはいえ、Windowsは企業などでも使われるOSであるし、これでしか動かない業務用ソフトなどもあるため、このWindows8などのタブレット対応OSによるタブレットPCというのは、今後において大変強力な武器といえるだろう
他の企業にとっては、強力なライバルが満を持して登場したといったところだろうか?



iPad 32GB Wi-Fiモデル MB293J/A

(左は、nexus7 32GB版の参考画像である)
さて、続いてはgoogleの出してきたタブレットPCとなりうる、Androidを搭載したnexus10である。参考画像についてはnexus7であるが、今回はタブレットPCということでnexus10を前提にして語っていきたい
さて、nexus10は新iPadへの対抗馬として登場した、AndroidというOSを使用したタブレットPCである
Androidの拡張性についてはある程度保障されているために、ソフトウェアなどの機能面のサポートについては特に心配するような要素はないだろう
ただ、Windows8などで使用されているCPUとAndroidで使用されているCPUは、実はかなり性質が異なる代物となっている。基本的にはAndoroid向けのCPUはWindows向けのCPU程にはあまり高速化には向いていない。省電力で小型に仕上げるのは、圧倒的に有利なのだが
その辺を考えると、Windows8などとは戦場が実は若干異なるかもしれない。Windowsは業務も可能な比較的大型な高性能タブレットPCを中心に据えるだろうが、おそらくAndroidを使用したタブレットPCはカスタマイズ性を活かした個人向けに特化するのではないか
どちらにせよ、個人用端末としては決してWindows8などにも劣るものではなく、今後の展開などに更に期待が持てる



My Google Nexus 7 (My...)

(左の画像はIPad)
最後に、アップル製のタブレットPCについてだが。こちらも現状を維持するだけなら、業務用というよりは個人向けのものが主流となっていくのではないだろうか?
あるいは、今後の高性能化でノートPCなどと同じように、Windowsとデュアルブートできるような高性能かつ洗練されたデザインの、独自仕様に特化して個人向けと業務用を兼ね備えた仕様にするかもしれない
現在の動向からすると、今最もタブレットPCとしての自由度と洗練されたデザインを兼ね備えているのは、この陣営かもしれない
ただし、やはり業務向けとしてはWindows8などのWindows系列のタブレットPCに劣る面が否定できない上に、値段などの面からすると、nexus10なども強力なライバルである
特に、個人向けにとかしたタイプとしてはnexus10は実に強力なライバルと言えることから、ある意味で双方から挟み撃ちをかけられているような状態ともいえる
今後のアップルがどういう仕掛けでこの状況を乗り切るのか? >
大いに期待したいところだ


とにもかくにも、各社の競争そのものは消費者に大いに恩恵をもたらすことから見ても、今後の動向についてはじっくりと情勢を見据えていきたい
 


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映画のぼうの城が11月2日に公開 その元となった史実について [雑学]


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のぼうの城

(左は映画の原作用に書かれた、和田竜の『のぼうの城』の参考画像)
さて、のぼうの城とは左の画像を見てもわかるように、和田竜がある程度史実を元にして書かれた日本の歴史小説である
実は、前に出版されたさいには別のタイトルだったのだが、映画化を前提にしてノベライズしなおしたものであり、本来は別の名前で出版されていた
現在では、同名のコミカライズもされている人気小説である


さて、では、この小説の元となった史実についてだが、本来は忍城(おしじょう)と呼ばれている城である
のぼうというのは、『でくのぼう』を略して『のぼう』とよんでいるという設定のために、当然ながら『のぼうの城』という名前の城は、本来は実在しないのである
ただし、忍城の城主である成田長親(なりた ながちか)が『のぼう様』と呼ばれている設定であるため、ノベライズや映画においては『のぼうの城』というタイトルが用いられている


映画では、豊臣側に反抗する勢力であったために、豊臣軍の石田三成に城攻めにあうことになった城が、どのようにして持ちこたえていくかを、描いた作品となっている
恐らくは、史実においても水攻めなどの石田三成の策を持ちこたえて、最後まで抵抗をつづけた城ということで、舞台に選ばれている
豊臣勢の2万以上の勢力に対して、成田長親は2千程度の軍勢である
城攻めは本来は攻める方が不利なことはたしかにいなめないただし、これだけ数が違う上に水攻めにまであってなお持ちこたえるということは、十分驚嘆に値する出来ことである
この史実を元に、和田竜によって味付けがなされたノベライズ、のぼうの城の映画は見どころが多くありそうな映画に仕上がっているだろう
 
 


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ロンブー田村淳がVS警察官2人組騒動で吉本興業を解雇されるわけがない! デマをぶった切る! [雑学]


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ロンドンブーツ田村淳が今回吉本興業の解雇騒動となっている元の事件は先月の下旬に起きたロンブー田村淳がツイキャスによる生放送中に、男女の警察官2人組に生放送をやめるように勧告され、それについてロンブー田村淳が口論をしたことに始まっている。その口論はかなりデッドヒートし、10分以上にも及んでいる
とはいえ、この一件でロンブー田村淳が吉本興業を解雇されるなどということはまずないだろう
現状、そういった気配もないので、おそらくはこの件はその一部始終をよく知らない人間が流したデマだろう
少なくとも、ロンブー田村淳がツイッターでの謝罪を行っているが、それ以降は一部の番組に登場するのを自粛する程度だったということからも、それは分かる

では、その理由について更に詳しく、分かりやすく書いていこうと思う
実は、本ブログでも田村淳が生放送中に男女の警察官2人組と騒動になったという件は、取り扱ったことがある
この一件では、ロンブー田村淳が大人気ないといった意見が世間で多いという風に記述した。実際、ネット上での評判もそうであろうし、ロンブー田村淳自体もツイッター上で『自分が大人気なかった』という旨の発言で、謝罪の言葉を述べている

では、ロンブー田村淳が解雇されないであろう理由を書こう。この一件、ツイキャスというネット配信サービスによる生放送中に、2人組の警察官と口論している
これについては、ロンブー田村淳側が冷静であればそもそも騒動になっていないので、これについては確かにロンブー田村淳にも非はないとはいえない
が、前にも書いたがこれについて完全に男女2人組の警察官の方が法的に正しい手順を振んで、生放送をやめるように勧告していた場合、ロンブー田村淳には公務執行妨害が適応されなければおかしいのである
というか、どうやらそういった動きは全くないらしい。そもそもそういった動きがあれば、謝罪とはいえツイッター上での言葉だけで自体がすむわけもない


だが、実際にはロンブー田村淳には『公務執行妨害』などの刑事罰が適応されているような雰囲気は一切ない
ということは、つまり警察官側にもなにか法的にまずいことがあったために、公務執行妨害などの刑事罰を容易にかけられない、という事情があるということになるだろう
本当に男女2人組の警察官が法的に正しければそもそもこの騒動、ロンブー田村淳が吉本興業を解雇される程度で済むはずがないのである
間違いなく、警察に田村淳が逮捕されるか取り調べは受けなくてはいけないはずである
それがない。つまり、警察側にもなにか問題があって、容易にはロンブー田村淳に公務執行妨害をかけられないのである


これが、吉本興業が田村淳を解雇しないであろう理由である。たしかにロンブー田村淳の態度は、結果的には騒動を著しく大きくしている
ただ、正しい手順を踏んでいれば取り調べくらいは受けるはずの状態で、それを受けていないのだから、2人組の警察官にも全く非がないとは判断されていないということだ
であるからには、吉本興業側にも世間的にやましいことはほぼないはずであり、世間にロンブー田村淳の態度が大人気なかったと謝れば、それで済むだけの話に過ぎない
したがって、ロンブー田村淳が吉本興業をクビになるというのは、この一件でロンブー田村淳への抗議が殺到し、人気などに重大な問題が発生した場合だろう。が、それも今の動向を見る限りではまずないものと思われる
 
 


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iPadに強力な対抗馬! nexus 10 と32GBのnexus 7 nexus 4 をgoogleが発表! その性能に迫る! [ニュース]


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iPad(Retinaディスプレイモデル) 16GB Wi-Fiモデル ブラック MC705J/A

(ちなみに、左は今回のnexus10のライバル格と目されている、iPadの画像である)
日本時間で10月の終わりに、ビッグなニュースが飛び出すこととなった
もっとも、その商品は10インチ程度の大きさであり、対して大きなものではないのだが
しかし、その機能と世界に与えるであろう影響はビッグと値するに十分であろうと推測される
さっそく、その機能についてご紹介しよう。ちなみに、今回発表されたのはnexus 10 とnexus 7 32GB版、nexus 4 の3種類であるが、これらは基本的には画面のインチサイズを表す数字なので、自分はもっと小型のものがいい、と感じられた方は、別の大きさのnexusについて調べて見られるといいだろう
今回の目玉は、間違いなくnexus 10 だろうからだ。そのnexus 10 の発売は11月13日ごろとなりそうだ



iBUFFALO iPad mini 【画像、鮮やか】 気泡ができにくい光沢フィルム BSIPD712FG

(左の画像は、IPad mini の参考画像)
では、基本的なディスプレイの性能からだが、 2560×1600のHDディスプレイとなっている
その厚さは8.9mm、重さ603gと画面が10インチのものとしては軽量におさめられている
もともとnexus 7 は軽量であったが、性能面でiPadに水をあけられていたために、今回のラインナップの登場となったのだろう
nexus 7 は性能面でも対決相手はiPad mini という方がふさわしい性能となっているからだ<
 
 
では、今回のnexus 10 に関する所感を述べさせていただくと、iPadなどとも十分に渡り合える性能であることがうかがえる
問題となるのは、やはりOSによる使用可能なアプリの違いであろう。nexus 10 の性能は純粋なハードウェアとしては間違いなくiPadに比肩しうるだけの性能を秘めたものであることのは疑いがない
OSがAndroidであるということで、アプリによる拡張性能では劣るものではないことは疑いない
今後の、nexus 10 対 iPqd の展開には、ぜひとも注目したいものだ
 
 


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スガシカオが突発性難聴であることをブログで告白! その原因とは? [ニュース]


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突発性難聴とは、学術的にも『詳しい疾患の仕組みが不明かつ、突発的に発生する難聴であり、難病に指定されている疾患』とされている
したがって、この難病である突発性難聴そのものは、詳しい要因が不明であることが普通である
ただ、推測がいくつかなりたつということはあるだろう。少なくとも、外傷などが原因と思われるものと、ストレスなどが原因と考えられる場合である
今のところ難聴の原因となったであろうことは、この2つで大体分けられているようではある。それ以外は、現状学術的にも不明とされている。


スガシカオは10月29日の自身のブログにおいて、原因はストレスの方であると考えられると述べている
外傷的な疾患は、自身が重大な事故にあったさいに、その瞬間から難聴になっていなければ、突発性難聴とはいえないので、消去法でもストレス以外には考えられないということだろう
ちなみに、彼が突発性難聴になっていたのは、1年ほど前からだという告白をしている
ちょうどこの時期は、彼が事務所から独立のためや交渉の準備に追われていた時期である。独立の準備や交渉で忙しいとはいえ、他の仕事をやめるわけにもいかないのだから、当然この期間は相当の激務であったのだろう
そのストレスが原因と考えるのは、むしろ自然なことだろうと思われる
突発性難聴を発症して病院に行ったさいには、医者には『右耳の聴力はある程度あきらめて下さい』とまで言われたという旨を、ブログにて語っている


ちなみにこのブログ、内容としては『【告白・突発性難聴との戦い】その1』とタイトルされている通り突発性難聴と自身がどう向き合っていままで歌ってきたのか、それを告白していくつもりの題名のようである
スガシカオのファンの方は、彼のブログの続きをみて、ぜひ彼の心中を理解してあげてほしい
 
 


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百合ブログ小説2弾『白騎融合合体ロンギフローラム 第1章 彼女たちは調停者 3幕』 [百合小説:ブログ小説]


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白騎融合合体ロンギフローラム 第1章 彼女たちは調停者 3幕

 
 人間に似た形態である『LHF・ロンギフローラム』の動きを制御するのは天田空の役割だが、戦闘時の空力演算や『敵イマジネイター』の戦闘機動運動予測を行うのは、形代唯が担当している。
 ただ、戦闘用の機動演算などを形代唯が行っても、『イマジネイターとしての肉体』をヒトガタにしている唯の方は、人間としての運動方法に関する情報処理を行う余裕が不足している。
 そのため、基本的に戦闘方法の大部分を指導するのは唯ではあるが、それを己の感覚として問い入れて運動を行わせるのは、天田空の役割である。『ロンギフローラム』は、2人の呼吸があってこそ、真の力を発揮することが出来るのだ。そして、それは大抵の『イマジネイター』には到底不可能であった。彼女たちのアドバンテージである。



 空は、水しぶきをあげながら上昇してきたものを見極めようとして、それを一度中断することを選択した。なにかが見えたわけではない。それはある種の勘である。唯が警告を発したものの、それを具体的な回避運動として空に伝えることが出来なかったほどの時間で、空は相手の右側面へ回り込むように回避運動をさせる。
「ぐゥッ!」
「ソラ!」
 力場の余裕を、周りの被害を抑えるために空気の対流などを抑制していた分を、ほぼ回避運動などに回す。近くに建物などがないからだ。もし建物などがあった場合は、この速度で動いた空気の対流だけで近隣に絶大な被害が出る。一応遠距離の物体に被害が出ないように、最低限の力場は被害を抑えるために使用していたが、それでも海は衝撃波でえぐり取られていく。
 戦闘用に全力を発揮した場合は、地上でもマッハ10程度ではない速度で移動でき、しかも私にも大して影響はない。とはいえ、今の運動は内部の慣性の抑制が間に合わなかったために、私にも大きな衝撃が来た。ここまで急激な全力運動は、そう何度も可能なことではない。
 しかし、それで正解だったようだ。いままでいた地点を、なにかの軌跡が駆け抜けていく。それは海に突き刺さって水しぶきと急激な爆発反応を起こしながら、なおも海を突っ切っていく。光の軌跡は一瞬では消えずに、目を焼かんばかりに光を放ち続けている。
「あああ!」
 相手の『HF』、主に人間などの知的生命体を取り込んで敵対してくる(生命体以外を取り込んだタイプもいるが、基本的には知能面で劣る他に対して強くはない)『イマジネイター』の融合体を『ハイブリット・フィギュア』と呼称されているが、それは直前に取り込んでいたと思われる熊に少し似ていた。熊がそのまま2足歩行を始めれば、こんな感じなのかもしれない。
 その、こちらよりも巨体な熊のような『HF』に対して、肉弾戦を挑む。先ほどの一撃は強大この上なかったが、そのあとの対応が若干遅い。こちらが避けたことは察知しているようだが、明らかにこちらを補足するまでが遅い。一気に踏み込んで、その巨体の懐に潜り込む!
「だっしゃぁぁぁ!」
 回避運動を利用した回り込みを抑制する力場推進と、その反動を利用した右膝の回し蹴りを、反応が遅れている相手の『HF』に叩きこむ。というより、躊躇なくめり込ませる。相手の装甲は、力場による衝撃の抑制が間に合わなかったのか、あっけなく砕けていった。
「グゴォ!」
「舐めるなぁ!」
 ようやくこちらを補足して出された左手の爪による打撃を、躱すのみならず、こちらも左腕で掴む。と同時に、右肘と右膝を相手の左腕の関節と思われる個所に向かって、同時に打ち込んで挟み込む。間接は破壊されるどころか、力場を合わせた打撃による挟み込みを受けて、左腕が関節から破壊されてもげた。
 止めのために、もげた左腕の先の部分を相手に向かって放り投げながら、右拳に力場を集中させていく。
「還れぇ!」
 なおも抵抗をしようとする熊と人の融合形の『HF』に対し、左腕で相手の右腕の振りかぶりを受け流しながら、右拳に集めた力場を掌を広げて人間なら心臓に当たる場所に叩き込んだ!
 唯が『人間とイマジネイター』双方の思考を用いることによって、『イマジネイター』としての行動を封じながら、核となっている『コア・モジューラー』を取り出すための攻撃である。
 それだけではない。よほど余裕がない時以外は、『イマジネイター』が構成した形態を分解しながら、その分解した物質を用いて『イマジネイター』を再構成すらしている。さすがに、人間を攻撃する意思を見せた『イマジネイター』はそのまま再構成は出来ないと唯は判断しているようで、再構成された『イマジネイター』はある程度の知識は持っているものの、次世代を担う存在として誕生することになる新たな『イマジネイター』だ。
 肉体などは幼く、まだ力も弱い存在として生まれ変わる。殺すのではない。命の原点へと還していくのである。
「唯、中の人の方は!?」
「大丈夫だ。格納用に空けておいたスペースに入れられた。ちゃんと生体反応もある」
「よか……」
「ソラ!」
 神経を研ぎ澄まし、周りを監視する。唯の方も気付いたようで、空に警戒を促しながら、正確なデータを集めようとする。正確に把握できなければ、まずい事態だ。
 いったい、何体の『イマジネイター』がこちらに接近しているのか? そして、その方向は? 場合によっては撤退することも考えなくてはいけない。自分たちで対処が可能なのかどうか否なのか? それを判断するのは、唯の役割だ。
 私の役割は、それに合わせて最適な行動をとれるように制御をすること。だから、いつでも唯が判断した行動を実行できるように、ただ身構える。
「3騎来てる。等間隔で包囲されている……下から、来る!」
 今度の水しぶきは、3騎同時だった。今度はそれほど急速な回避行動はとらないが、比較的正面に近かった『HF』に対して接近していく。
「正面はアルファ、4時からのはベータ、8時からのはデルタ、今から識別マーカーをソラの視界に入れるよ!」
 私は既に、アルファから攻撃することを考え始めている。アルファに対して今度は、左回りをしながら接近をしていた。その姿形にアルファという識別コードが追加されている。これは混戦になった場合の識別を容易にするためのもので、同時に唯がデータ取得などで情報を入手した場合は、この識別コードを元にして、指示を出すことになっている。
 その識別コードに、今度は情報が追加された。全騎が無生物の『HF』だ。
「いっくぞぉ!」
 今度のアルファ、ベータ、デルタはそれぞれ性質が違うもののようだった。アルファが一番小さな個体、ベータ、ガンマは順に大きな個体になっていく。だが、おかしいこともあった。普通は融合している『コア・モジューラー』の影響を多少は受けるのだが、どれもヒト型なのである。
 『イマジネイター』は宇宙生命体であるために、人間の姿形をしているタイプはいないし、無生物を核とした場合にヒト型になっても、核の方からヒト型を動かす情報は通常なら得られないので、有利な点もほぼ存在しない。1騎なら分かる。だが、3騎ともがヒト型なのは、実に不可解だった。
 が、そういった疑問は脇においておく。それにどうせ、そういったことは唯やアマネリスの方が得意分野なので、今は戦闘に集中することにした。見た目がヒト型だったために、直前まで手加減して『コア・モジュール』を救えるよう手加減して攻撃するつもりだったが、それはやめることにした。
 『イマジネイター』の方は肉体が少々分断されても、唯の力で再構成されれば、また生まれ変わることが容易に出来る。だから、粉々にするつもりで攻撃する。
「砕け散れぇ!」
 左脚で中段蹴りを放つ。足場になる部分に爆発的に力場を発生させて、空中にいる不安定さを補いながら、爆発的な脚力で力場により保護されている蹴り脚が相手を正確に捉え、アルファHFを粉々に粉砕した。
 その間に、他に2騎はこちらに向かって力場を飛ばしてくる。かなり正確な攻撃である上、先ほどの熊型のHFと違ってそれほど隙が生じないよう、ある程度威力を抑制している。だが、攻撃は正確そのものだがこちらの回避運動に対しては、あまり的確な対応をしているとはいいがたいものがある。
「この『コア・モジュール』は、人間の思考などを戦闘用に特化してトレースした、戦闘用A.Iみたいなものだ! 学習能力は高そうだから、長時間戦闘はあまり考えないほうがいい」
「それじゃあ、一気に片づける!」
 ちょうど、攻撃用の力場を溜めることが出来た頃だ。この力場は、広範囲を球状に攻撃することも可能だが、それではおそらく破壊力が足りない。アルファよりは他の2機は大型だし、近距離では引き出しが多い方が有利と見たのか、数の有利を活かしにくいと判断したのか。
 おそらくは、両方の理由で力場による遠距離戦を挑んでくる。それでいて、ちゃんと散開して固まってもいないし、援護が容易に可能なように、互いが大して離れてもいない。
「これでは、難しくないか、ソラ?」
「大丈夫だよ、こうする!」
 相手は高速に移動している。狙い撃ちを避けるためだろう。ただし、『イマジネイター』としての能力自体はあまり高くないようだから、丈夫な形態を作りだせていない。ゆえに、球形に広範囲を攻撃して、一気に薙ぎ払うことにする。
 ただし、球形に万遍なく攻撃しては、相手の耐久力の低さを考慮して尚威力が足りないだろう。だから、一気に殲滅するためには、工夫が必要だ。だから、力場をとばす形を工夫する。イメージするのは、ハリネズミのように無数に飛び出す高密度の力場だ。これなら、球形に広範囲に攻撃をしながら、十分な攻撃力を確保できるはずだ。
 幸いなことに、こういった攻撃方法は距離によって命中率が大きく変わるものの、ベータHFとガンマHFは互いに連携できるようにあまり互いの距離を取り過ぎないようにしている。だから、こちらからも極端に離れてはいない。
 出来る、きっと。唯と2人の力を合わせれば、きっと出来る。そう信じて、覚悟を力に変える。
「終わりだぁぁ!」
 両手に集めた力場を頭上に掲げ、イメージ通りに一気に力場を広範囲に散弾のようにまき散らしていく!
 その攻撃は、もしくはある程度は予測されていたのかもしれない。しかし、物理的に回避運動が間に合うような状況ではなかったようで、ベータHFとガンマHF双方ともに力場の攻撃を受けてまともに動けるような状態ではなくなり、墜落していった。
「やったぁ!」
「ソラ、お手柄だね」
「ううん、唯のおかげだよ」
「いや……最初の回避は、ソラが察知してくれなかったら、きっと間に合わなかったし、慣性制御も間に合わなかったから……痛かったでしょ? ごめんね?」
「それは、唯だって。疲れたでしょ?」
 これまでの戦いで、割と遠慮なしに攻撃を行ったために、唯だとて消耗はしているはずだったのだ。私には、むしろその方がずっと気がかりだった。そとの視界を薄くして、唯の裸で上半身のみが露出している姿を濃く捉える。その愛しくたおやかな頬を、両掌で壊れ物でも扱うかのように優しく、愛おしく包み込む。
「ありがとう。唯のおかげで、私も頑張れたよ」
「私も。ソラを守るためなら、どんなことだって、きっと出来る。ああ、でも、さっきの連中を還してやらないと。あと、証拠も少し回収しておかないとね。色々不自然だったから」
「うん、そうだね、もう一頑張りだね」
「それで、お願いがあるんだけど……キスしてくれる? ソラにキスしてもらったら、きっと頑張れるから」
 そういって、もじもじと恥じらうような仕草をする唯が、あまりにも可愛らしく、いじらしかった。
「うん、それじゃあ……」
 でも、恥ずかしかったから、口づけをしたのはその綺麗な額にだった。やさしく、軽く触れるように唇をやんわりと触れさせる。
「ソラ……もう、しょうがないなぁ。じゃあ、回収作業に移るよ!」
 唯は少々不満げだったけれど、一応は納得してくれたのか、ちゃんと作業を始める用意をし始めた。私も、視界を外側の方を重視して網膜に展開する。まだやるべきことはあるのだ。


 これが重大な事件の始まりであることは、私たちは予想はしていたのである。しかし、これが大規模な事件へと発展する重大な要素の1つに過ぎないということまでは、予想することは出来ていなかったのである……


白騎融合合体ロンギフローラム 第2章 調停者と死の魔神たる統率者 1幕 へと続く
 
 


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ハロウィンに関する豆知識を学んで、10月31日に備える! [雑学]


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基本的にハロウィン自体は、実は1つの行事が起源というわけではないようだ
ケルト人のサウィン祭が基礎となっているようだが、さまざま風習や諸事情が入り混じって、今のハロウィンという名前になって定着したものらしく、ハロウィンに関する正確な起源は実にややこしい
なので、これに関しては特に述べることはしない。重要なのは、ハロウィンとして定着した祭りの内容の方だからだ


で、ハロウィンについてなのだが、これの日時が10月31日なのは、起源にかかわっているケルト人の暦に由来があるらしい
ケルト人の暦によると、1年の終わりが10月31日だそうなので、この夜は死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てくると信じられていたことが、ハロウィンでのジャックオーランタンなどに繋がっている
本来は、こうした霊などから家を守るため、魔よけの焚火を焚いていたのが、祭りの骨子に繋がっている


現代のハロウィンは儀式からお祭りへと変化している。魔女やお化けに仮装した子供達が、近くの家を訪ね歩いて「トリック・オア・トリート」と唱えるというのが、ハロウィンの基本になっている。
家庭ではカボチャの菓子を予め作り、子供たちは各家庭を回ってもらった貰ったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティーを開いたりする
お菓子がもらえなかった場合は、報復の悪戯をしてもよいことになっているのだが、まあ普通はハロウィンに備えてお菓子を用意しているので、お菓子がもらえなかったときの報復を行う、という行為が行われることはまずないだろう
ちなみに、前に書いたが基本的にお菓子はあくまでかぼちゃを使用することが、ハロウィンの基本になっている点は、ご留意いただきたい点である


これが、ハロウィンでの基本的な流れとなっている。日本では実際のところハロウィンだからといって他の家に回ったりするようなことはまずないだろうが
とはいえ、親戚の家や親しい近所の家の人たちと示し合わせて、子供たちを仮装させてハロウィンを行うのも、子供たちには楽しい思い出になるかもしれない
 
 



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