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映画のぼうの城が11月2日に公開 その元となった史実について [雑学]


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のぼうの城

(左は映画の原作用に書かれた、和田竜の『のぼうの城』の参考画像)
さて、のぼうの城とは左の画像を見てもわかるように、和田竜がある程度史実を元にして書かれた日本の歴史小説である
実は、前に出版されたさいには別のタイトルだったのだが、映画化を前提にしてノベライズしなおしたものであり、本来は別の名前で出版されていた
現在では、同名のコミカライズもされている人気小説である


さて、では、この小説の元となった史実についてだが、本来は忍城(おしじょう)と呼ばれている城である
のぼうというのは、『でくのぼう』を略して『のぼう』とよんでいるという設定のために、当然ながら『のぼうの城』という名前の城は、本来は実在しないのである
ただし、忍城の城主である成田長親(なりた ながちか)が『のぼう様』と呼ばれている設定であるため、ノベライズや映画においては『のぼうの城』というタイトルが用いられている


映画では、豊臣側に反抗する勢力であったために、豊臣軍の石田三成に城攻めにあうことになった城が、どのようにして持ちこたえていくかを、描いた作品となっている
恐らくは、史実においても水攻めなどの石田三成の策を持ちこたえて、最後まで抵抗をつづけた城ということで、舞台に選ばれている
豊臣勢の2万以上の勢力に対して、成田長親は2千程度の軍勢である
城攻めは本来は攻める方が不利なことはたしかにいなめないただし、これだけ数が違う上に水攻めにまであってなお持ちこたえるということは、十分驚嘆に値する出来ことである
この史実を元に、和田竜によって味付けがなされたノベライズ、のぼうの城の映画は見どころが多くありそうな映画に仕上がっているだろう
 
 


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