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ツアー中に万里の長城で日本人が遭難! 2人死亡1人行方不明 52年ぶりの大雪が理由か? [ニュース]


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この事件が発表されたのは11月5日のことである
世界遺産とされている『万里の長城』で『日本人を含む5人の遭難事故』が発生してしまったことになる
この遭難事故のうち日本人の観光客は4人であり、そのうち2人が死亡してしまい、1人が現在も行方不明となっている。中国でもこの事故は大々的に報道されている模様である


この万里の長城であるが、今回観光で向かっていた場所は万里の長城を観光するための場所というよりは、純粋に登山に向かうような場所である
実際、今回のツアーには登山経験のない人間は参加できないことになっており、万里の長城を観光することも出来る登山ツアーといった方がより正確なのかもしれない
ただし、今回は事前に大雪警報が出ており、実際に52年ぶりに大雪がふっている
事前に大雪警報が出ている上で、なぜ登山経験者達を連れた登山を含むツアーが中止されなかったのか?


ツアーコンダクターの経験者からすれば、ここは当然中止すべき場面だったと指摘されている
そうでなくても、登山経験者からすれば大雪警報が発令されているような状況で、山に登ることがどれほど危険なことか承知しているはずであろう
そのような状況で、ツアーとしてなぜ中止をしなかったのか? 一説によるとツアー自体の採算性があまり高くないことが指摘されている
つまり、こういったある程度危険な状況でもツアーを中止してしまうと、登山を含んだ比較的ニッチなツアーを提供しているツアー会社には、かなりの金額の打撃となってしまうということらしい


その事情そのものは理解できなくもない。しかし、それでツアーによって死傷者が出てしまえばもはや採算性うんぬんという状況ではないはずである
この事件から、日本などでも企業倫理を欠いた、完全に企業側の事情を優先したことが原因の事故のいくつかを思い出してしまう
企業倫理といった面からも、こういった問題はもっと深く報道されるべきではないだろうか?
私は今回の事件を通して、そう思わずにはいられない
 


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