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『白騎融合合体ロンギフローラム』の断章について なぜ断章という形で外伝を書くのか? [百合小説:ブログ小説]


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まあ、要するにこの白騎融合合体(いまさらながら、これは『しろきゆうごうがったい』と読むのですね)については、あくまで『百合小説』であるということが、根幹にある
ロボット物という要素は、自分の趣味であるということと同時に、『少女2人が力を合わせて強敵を打ち砕く』というシチュエーションを比較的違和感なく実現できる状況なのである
ただ、これを同時に違和感なく描写していくという行為は、実は非常に難しいことなのだ


なぜなら、『少女2人の愛し合う姿の描写』『ロボット物に比較的重要なロボットに関する設定などの描写』を同時に描写しようとすると、どうしても文章全体が長くなってしまう
同時に描写することは基本的には難しい上に、ロボット物につきものな比較的複雑なSF描写やロボットの推進構造などについての設定武器や装甲などの構造や背景の組織の仕組みなどは、少女2人の絆を描くには全く持って邪魔でしかない



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上の画像は、ロボット物と百合を同時に描いた作品として人気も高い、神無月の巫女のアニメ版の画像である
これにある程度影響を受けたことは否定しないが、この作品は実はあまりロボット自体について語っている描写がほとんど存在しない
つまり、あくまで『百合作品』としての描写に力をいれ、ロボットは2人の関係性を活かすためのガジェットに過ぎないというスタンスである
この姿勢は否定しないというか、アニメではこうせざるを得ないというのが正直な話だろう
小説のように、外伝などをはさんで逐一ロボットの設定などについて言及することは難しいからだ
第一、そのようなことをすると、テンポが悪くなってしまう面が出てくる


ただ、自分が書いている作品の方はあくまで『ブログ小説』である
つまり、ロボットなどの設定考証や『百合小説』としてはふさわしいかどうか微妙だが、知っておくと更に話を楽しめる裏話や裏設定等は、全て裏話として処理してしまうという手段だ
これなら、本編の方はテンポが悪くなるようなことはないし、『百合小説』としての作品以外に興味がない人はあまり外伝を読む必要がない
私としても、本編は『百合小説』としての部分に力をいれたいという思いがあるため、出来れば小難しい設定などについては、外伝で処理したいという考えがある


ただ、同時に私はロボット物としてもそこそこ、この小説の設定を真面目に考えてはいるつもりである。それに見合う需要があるかは全くの謎であるが
しかし、ロボット物において設定考証がかなり重要な項目であると同時に、そういったものを読んで楽しむ人がいるということも重々承知している
今後は、このような外伝を定期的にいれることで、このような設定についての補足を行っていきたいと考えている

ちなみに、今まで出てきたSF設定については、宇宙生命体である『イマジネイター』は電波によって交信を行う

『イマジネイター』は人間とは違って、人間よりも高速に情報を処理できる思考手段を用いている

ただし、『イマジネイター』は自身の思考は高速であるが、実は人間ほど柔軟かつ高度な知的思考は行っていない傾向にある。特に、世界を科学的に検証するといったことや、物理的な考察といったことについては、実はあまり文化的な関心がない

形代唯は、天田空には話していない手段を用いて、人類側と交渉を行った形跡がある


こういった部分だ。ロボット物とは多少関係ない部分が多いが、ようするに『ロンギフローラム』が他のイマジネイターたちより強い理由は、『イマジネイターよりも柔軟かつ高度な考察を行う人間の思考を、イマジネイターが高速処理できる状態でエミュレートすることで、双方の利点を有効に活用できるから』だということを描いている……つもりだ
今後の展開は、これに加えて天田空の好みに合わせて『ロンギフローラム』を改造する、というロボット物にはお約束のパワーアップイベントも待っているので、好きな人はぜひ期待しながら見て欲しい
本当にそんな人いるの? こんなマイナーな作者の作品で? というのは、ツッコまないお約束というやつである
 


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