内田篤人がネイマールの足を削った件について 日本対ブラジル親善試合2012

　
　
　
ちなみに、先に断わっておくが、前日の試合結果を書いた記事には書いていなかったものの、日本は一枚も、イエローカードの類は出ていない
つまりは、内田篤人の件は審判から見て故意ではなかったと判断されているし、おそらくは故意ではない
ブラジルはイエローカードが２枚出ているが、退場者はいなかった


内田篤人は現ドイツのブンデスリーガ・シャルケ０４所属（０４でヌルフィー、我々は４－０で勝つといった意味合い）で、親善試合では日本の右サイドバックのディフェンダーを務めている。ちなみに日本代表で一番女性に人気である
一方のネイマールはブラジル代表の優れたフォワードである。身体能力が優れているだけでなく、足回りのテクニックにも兼ね備え、パスのセンスにも優れた万能タイプの選手である


内田篤人がネイマールの足を削ってしまったのは、親善試合の前半であった
とはいえ、ネイマールが痛がるほど足を蹴ってしまったことは問題ではあるものの、多少の接触による削り合いは激しい試合展開では普通に起こりえることなので、これは純粋に事故といっていいだろう
内田篤人はサイドバックであり、ネイマールはFWであるため、マッチアップそのものは対ネイマール対策によるものではなく、単純に守備位置とかみ合った結果での、マッチアップである


内田篤人はネイマールの足を削ってしまったことに対しては、『謝罪というか申し訳ないことをした』といったニュアンスのコメントを出しているが、ドイツで厳しい削り合いなどを経験していることもあって、それでモチベーションを大きく下げている様子はない
実際、試合内容とその時の展開から言って、ネイマールの足を削ってしまったことは事故というべきものであるから、あまり気に病みすぎるのも大いに問題であろう


ただ、このことが原因だったかはともかく、内田篤人は親善試合の後半に出場することはなかった
試合結果は、前の記事に書いてある通り、ほぼブラジルのワンサイドゲームで幕を閉じることになった
今後の日本のチーム力向上に期待したいところである
　
　
　



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