日本対フランス！ 2012年親善試合にて香川の得点で日本がフランスに白星！

　
　
フランス対日本の親善試合が日本時間で本日10月13日に、フランスの競技場で行われた
試合結果は、マンチェスター・ユナイテッドに所属する香川がゴールを決めて、フランスー日本が０－１で日本の勝利で幕を閉じた

先に試合内容を少し詳しく書いておこう。前半においては両者得点がとれていない。日本のザッケローニ監督も、前半の日本の出来には納得がいっていない模様である
ただ、後半はある程度ザッケローニ監督が考えていたような試合運びを、選手たちも行うことが出来ていたようである。
そして、後半の４３分、相手のコーナーキックから今野がドリブルで攻め上がり、右サイドの長友から香川に経由して、その香川のシュートにより、日本が勝利を収めることが出来た。

しかし、この親善試合は喜んでばかりはいられないのである

これにより、日本は親善試合においてようやく強豪のフランスに勝利することができた……
といいたいところなのだが。実のところ、フランスは10ほど前から今にたるまで、世代交代の失敗から選手の育成、チームの改革に邁進している最中なのである
つまり、フランスには勝利できたが、フランスは強豪ではあるものの、全盛期からは衰退している状態にあるということも否定出来ない。
もちろん、日本選手やザッケローニ監督の指導により、日本のサッカーが国際的に見てもレベルが向上していることについても、疑いがないことではある。あるのだが……

今回の勝利は、正直なところ完全に日本の実力による勝利とはいいがたい面もあるということだ。
フランスは今、チームを少しでも強くして、世代交代の失敗を補填したいといった状態であるので、万全の状態のフランスに勝てた、とは多少言い辛い面もある
その一方で、未だにフランスは強豪というにふさわしいサッカーのレベルを誇っているのも、事実ではある

そのフランスを相手にして、日本は後半は自分たちがしたいサッカーの展開を行えたのである
そのことは、素直に誇ってもいいだろう。ザッケローニ監督の戦術が機能したということは、日本のレベルがフランスにある程度は通用するレベルにまで高くなっているということだ。
今後のフランスについては、改革が進めばより強敵になってくることも間違いないため、単純に今回の勝利を喜んでばかりもいられない。フランス側は、今回の試合には実験的な側面があっただろうからだ
しかし、日本が国際試合で十分通用するレベルを見せてくれたということは、今後の日本サッカーにはある程度明るい兆しがあるといってよいであろう

今後の日本サッカーの行方を占う試合に勝利できたことを、今は素直に喜ぶべきなのかもしれない



■スポンサーリンク■

タグ：ザッケローニ監督 長友 香川 白星 フランス 日本 親善試合 サッカー