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百合ブログ小説の技巧的問題に関する反省点の考察『姫君と令嬢の流儀について』 [百合小説:ブログ小説]


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ちなみに、この百合ブログ小説の技巧的な問題に関する考察対象は、私自身が書いている小説のことなので、その点は留意していただきたい。
また、この記事に関する内容は、他の百合ブログ小説を書きたい方などにも参考になるかもしれない内容なので、出来れば他の方でも多少は興味があれば、最後まで見ていただきたい。

さて、私が書いているこの『姫君と令嬢の流儀』の問題点なのだが、私自身が『百合ップル』のいちゃいちゃを書きたいと思って書き始めた小説である
だが、この小説は技巧的な問題点がある。『最初の頃の描写において、読者の視点に立って文章を書けていない』
具体的にいうと、伝奇としての側面よりも百合小説としての描写に重みを置いているにも関わらず、肝心の百合小説として重要だと思われる主人公たちの容姿に関する描写がほとんどない
まあ、これは程度問題ではあるのだが……しかし、当の本人である私が伝奇の描写に力をいれていないストーリー構成にしているために、伝奇としての内容が薄いのにも関わらず、『百合ップルのいちゃいちゃしている様子が、容姿の描写がないために、読者が補填できない』という事態になっている。

これは、実に大きな失態だったと、私は反省しているが、今更大きくストーリー構成をかえることも出来ないので、現時点では特に手を付けていない。無論、誤字脱字の類は暇なときにチェックして修正はしているのだが。
後学のためにも、これはこのままにしておくつもりである。

さて、これの技巧に関する問題点は、小説における描写は当然ながら、ある程度はそれを見るであろう人のニーズに合わせる必要がある。ストーリーや人物の描写、説明などにおいて、どれを重視して、どのような配分でそれを書いていくか? そういった構成上必要なことが出来ていない
つまり、文章における描写の重要度の配分を完全に誤ったことである。
これは、むろん他の小説の類にもいえることで、一度の文章で与えられる情報量には限りがあるのだから、いくら文章が巧かろうと、どの情報を優先的に描写して読者に伝えるかといったことが出来ていないのなら、その文章の構成は技巧的に破綻しているといっていい

私は無論、自分で書いた『姫君と令嬢の流儀』において、主人公とヒロインである二人の容姿の描写を怠ったことについて、おおいに反省している
ただ、成功したと思える構成に関することが、おおよそ一つだけ存在する
それは、伝奇などで登場する特殊な設定の、設定に関する描写の配分量である
これについては、異論がある人もいるかもしれないが、基本的にファンタジーなどでつくられた造語などの類は、あまり一度に説明するべきではない
理由は実に簡単である。理解に時間が必要な造語などの類を一度に大量に羅列されても、読者はなかなか覚えられない。どうしても必要な説明は仕方ないが、それに関連するからといって説明の類を羅列しても、読者が覚えられないなら意味がないし、直ぐにそういった知識が必要ない構成になっているなら、それはなおさらである。
それに関しては、多少は配分を考慮できたかな、と思っているのだが、どうだろう?


ここからは、『私の小説を読んでくださっている寛容な読者様に捧げる、主人公二人の容姿について』である
一応、これについては反省をしつつ、この後の小説内で描写で正確に描写していくつもりであるが、一応反省の意味も込めて、ここで補足しておきたい

さて、まず主人公の令であるが、黒目黒髪の整った顔立ちとしか書いていない。髪の長さは肩に後ろ髪がかかる程度であり、比較的こざっぱっりした髪型をしている。ついでに、彼女は中性的な顔立ちであり肌は外出が多いせいで元は白っぽいが少し焼けている。ラフな格好を好んでいてスカートんの類を着るのは、制服を着用しているときのみである。

次に、白雪である。こちらも、髪が白色で、瞳の色が灰色であること以外は書いていない。髪の長さは令とは対照的に、腰にまで届くほどの長髪であり、自分の名前と同じような、白染めの着物を好んで着用する。帯の色は基本朱色である。令とは対象的に、比較的見た目だけは柔らかくたおやかな、日本人形のように整った顔立ちと生気を感じさせる程度には血色のよいものの、かなり白く日に焼けた様子がない肌である。

まあ、こういった描写は本来もう少し早くするべきだった。読者のニーズも恐らくはそれを必要としているであろう層だろうと思う。大いに反省したいところだ。
 
 
 



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