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iPS細胞の研究の権威である京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞生理学・医学賞を受賞 [ニュース]


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本日、日本時間の18:30分頃にノーベル賞の発表が行われ、『iPS細胞の研究の権威である山本伸弥教授』がノーベル賞生理学・医学賞を、見事受賞した

iPSはマスコミなどでは万能細胞などとも呼ばれているが、『京都大学のホームページにあるiPS細胞研究基金』には、iPS細胞(人工多能性幹細胞)と書かれているため、おそらく学術的にはこちらが正しい呼称だと思われる。
ちなみに、そのホームページへのURLはこちらである → http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news7/2009/090522_2.htm

とはいえ、学術的には人口多能性幹細胞であるのだろうが、『この細胞を研究する恩恵を体現する言葉』としては、確かに万能細胞などの呼称の方がiPS細胞にはあっているようにも思える。
使用方法としては、正確を期するとあまりに長くなってしまうことから説明自体は大分はしょるが、遺伝子を加えた培養によって、今までは不可能であった部分の細胞を培養することが可能になる
これによって、今までは再生治療が困難であった部位などにも、患者指針の細胞の培養によってつくられた、患者専用の再生部位を移植することなどが可能となるのである。

とはいえ、実用化にはまだ拒絶反応などの問題が残っているために、ノーベル賞生理学・医学賞が授与されたとはいえ、iPS細胞自体が完全に実用化されているわけではない。
現状では課題も山積み状態、というわけなのである。これでも分かるが、ノーベル賞とは実用化に成功した研究にのみ与えられる賞ではないので、ノーベル賞の受賞と実用化をイコールで考えるのはいささか誤解のもととなるので注意が必要である

ただ、これから研究が進めば医学的にさまざまな恩恵を受けることが可能となるのである。応用分野も多岐に渡る
なにせ、人間の遺伝子を用いて培養すれば、人間の細胞に直接医学的な実験を行うことが容易にもなるからである

しかし、筆者が今一番恩恵を感じていることといえば、やはり同性愛者たちの悲願である、iPS細胞による子供の誕生だろう。最も、これはあくまで私的な意見であるのだが
とはいえ、今までは不可能であった女性同士での妊娠などが現実化すれば、同性愛者たちにとっては喜ばしいことになるだろう
また、そういったものを『百合』と呼称して趣味にしている人々にとっても、科学的な後押しで更なるジャンルの発展が期待されるのである。なにせ、科学的に妊娠という現象が保障されるのだから、それを使ったネタというものは、いままでにはなかったものになるだろう
一部の媒体などでは扱っている人物もいるわけであるが、科学的な保障がまだ確立されていないことから、それ自体はまだまだ科学的な発展が進んでからだという扱いを受けてきた
それが、ようやく実用化への歩みが早くなり、近年にも実用化が期待されうるレベルにまでなったということなのだから

人にもよるだろうが、とにもかくにも、iPS細胞の研究の権威がノーベル生物学・医学賞を受賞したということで、これによりさらに人類の医学の発展が促進されていくことは、間違いないことであろう
このノーベル賞の受賞が、iPS細胞に関する研究にさらなるプラスの材料となり、研究が促進されるということも、まず間違いがないことだ



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